福岡観光:太宰府天満宮

無事出張が終わったので、自腹で博多駅にホテルを取って、福岡観光としゃれ込むことにしました。
今回の目当ては太宰府天満宮と、九州国立博物館。どちらも行きたいと思っていたのですが、なかなか行けなかった所です。

太宰府天満宮までの道のり

博多駅前にある市バスの乗り場Aから、市バスに乗って薬院駅を目指します。
薬院駅から、急行に乗って、二日市駅で太宰府線に乗り換えて二駅。終点の太宰府駅で下車。

駅の真ん前からいきなり門前町が広がっています。参道には土産物屋や、名物の梅ヶ枝餅を焼いているお店が並びます。
突き当たりまで行くと、いよいよ太宰府天満宮です。

いよいよ太宰府天満宮

http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
鳥居をくぐると、まずは太鼓橋が見えます。心字池という池をまたぐようにかかっているのですが、漢字の「心」という字を模したというこの池、残念ながら普通に渡ったくらいでは本当に心の字の形なのかよく分かりませんでした。

太鼓橋を越えると、その奥に楼門、そして本殿が待ち受けています。本殿は桃山時代の建築で、国の重要文化財

天満宮に祀られているのは、言わずとしれた菅原道真。調停での政争に敗れて左遷されたのが太宰府の地でした。道真のシンボルである牛の像もそこここに置いてあります。

実は、来る前まではもっと広い境内をイメージしていましたが、本殿と楼門をつなぐようにぐるっと塀が立っているので、結構こじんまりとした印象を受けました。とはいうものの、本殿には十分とした重厚感があります。さすが道真です(笑)
ちなみに、朝から来たこともあって、まだ人はまばらでした。特徴的だったのは、韓国や中国からのツアー客が多かったこと。やはり福岡は近いので来やすいのですかね。

宝物殿と菅公歴史館

太宰府天満宮には2つの博物館が併設されています。一つは、太宰府天満宮に伝わる宝物を納めた宝物殿。もう一つは菅原道真ゆかりの品を集めた菅公歴史館。
どちらも、それほど派手なものは置いていないです。宝物館は国宝である「翰苑」が所蔵されているのですが、複製しか出てません。菅公歴史館は、菅原道真や牛の置物がひたすら置いてあります。好きなら行っても良いかな、という感じです。
なお、両方行くつもりなら、共通券を買っておくのがお得です。