戦場のヴァルキュリア
これは…ひどい。今までの流れからして、もともとあまり期待はしていなかったが、最終回にして、こんな無理矢理な締め方するとは。
まずファルディオの扱いがひどい。三角関係の一角を占めてたはずなのに、銃声だけで最後を描いてもらえないという、イサラはおろかある意味第1小隊の面々より軽い扱い。さらにその後全く登場しないってどんだけやねん。
さらに、ルルーシュマクシミリアンが自らびっくりどっきりメカを持って御出陣。大ボスがいちばんやったらあかんパターンで、まさに小物化の極地。
最後は暴走しかけたアリシアを愛の力で阻止。まあこれは話の流れ上仕方ない気もするが、それまでがそれまでだっただけにこれさえダメに見えてくるからある意味おもしろい。
全て終わった後に、なんだかいい感じのエンディング曲が流れてきて、大団円的雰囲気を醸し出してたが、私は絶対だまされんからな!
原作は名作との呼び声も高いシミュレーションゲームらしいが、アニメを見る限りは、そうは思えなかった。キャラ設定や世界観などは結構しっかり作っているとは思ったので、おそらく原作を脚色しまくったあげくに、壊してしまったんだろうと推測される。
崎元仁のBGMと、セルベリアの死ぬシーンが結構良かったくらいだなあ。あとは…うーん。