「あまりに一般的なキーワード」による誤爆

単独では抽象的な辞書的意味しか持たない単語が、各日記で使われることによって、個々の文脈に即した特別な意味を付加されることをいう。主に非物質名詞で起こる。
ただし、そもそもこれが誤爆であるかどうかについて議論があることを付け加えておく。ここでは、誤爆であると考える人がいたという事実から、誤爆に含めている。
このタイプは、最近では「意味」において起こった議論で表面化した。「意味」については他にもさまざまな論点があるが、ここでは「誤爆」という観点からのみ論じる。
キーワードによるつながりという点において、「辞書的には同じ意味だが、個々の文脈に即した意味まで考えると本当に同じ意味のキーワードとしてつながっているのか」という疑義が生まれた。しかもこのタイプの「誤爆の基準」(同じ意味だと考える基準)は人によって異なるため、それが問題の解決を難しくした。
このタイプへの対処法はこれまで削除以外に有効なものがなかったが、キーワードモデレーションシステムの導入によって、一般的すぎるキーワードはスコアが低く誘導された。その結果、各ユーザーが日記のスコアを操作することによって自動リンクを回避できるようになった。これにより、かなり不満は減少したように思われる。