カレイドスター 第44話「笑顔の すごい 発進!」
- ケネスとカロスが密談。なにやら画策中。
- 強盗の一件でステージの楽しさを思い出したそら。掃除も楽しそう。
- 「あなたは笑顔の重さを知らない」とレイラに言われるメイ。→出口を見つけられず悩むメイは、とりあえずそらのマネをしてみることに。
- ケネスモータースの新車発表会のパフォーマーとしてそら達が招かれる。
- そらとレイラ、仲直り。そら「レイラさんの示してくれた道は歩きません」
- レイラ「何かしら、このわき上がってくる思いは」
- 新車発表会、突然のネット設置。←ケネスらが、そらがどう対応するか試した。
- そらはアドリブで演技。→そらの笑顔を作る力を知るメイ。
- ソフィーは沢城みゆき。「約束して、レオン」
かなりターニングポイントな回でした。各キャラの考え・立場がよくわかります。作画も良かったです。
そらは自分の道を確信しました。その道は「みんなが楽しめるステージを作ること」であり、レイラの夢とは相容れないものでしたが、自分を信じており、もう迷うことはないでしょう。
アンナ・ミアも自分の夢に向かって走り出したようです。アンナはクラウンの夢、ミアは演出家としての夢に向かって。
対照的なのはメイ。「レイラと同じステージに立つ」という夢は叶ったが、その先にあるものが見つかりません。そのことをレイラに看破され、悩む。そらにあって自分にないものが何なのか…。今回のステージでその手掛かりを発見できたのでしょうか。
レイラは、一度はステージを諦めたものの、自分の道を見つけたそらを見て、わき上がる思いをとめられないでいました。レイラ復活の日も近そうです。
レオンは、ソフィーがなしえなかった天使の技を、そらが完成できるのではないかと考える。当初の頑なな態度から、大きく心情の変化が見られます。
各キャラの現状はこんな感じでしょうか。一話でこれだけの情報が詰め込まれてるのはすごいです。
ところでケンはいつもながらひどい扱いやね。今回はフールにまで役立たず呼ばわり。そらには便利君扱いだし。救われる日は来ないのでしょうか。
あと沢城みゆきは一言しかなかったのにかなり存在感があった気がします。彼女は実力あるわ。
主人公の鬱展開がなかなかしんどい2期でしたが、やっといい感じになってきましたね。次回が楽しみになる話でした。にしても主題歌は変えろよ。特にED。
それはそうと、「カレイドスター はじめてのすごいミニアルバム」(ASIN:B00009N3EU)が廃盤になっていたとは。黒歴史が確定した…。おそるべし大人の事情。
京極夏彦巷説百物語 第13話「死神或いは七人みさき 後編」
北林の殿様が京極亭だったというオチで。なんかホラーのはずだったのに最後はSFチックになってしまったな。腑に落ちない終わり方だ。尺が足りなかったみたいで、EDにまで食い込んでるし。原作は読んだことがないけど、結構原作を無視してるのではなかろうか、と思った。
来週からは「光と水のダフネ」。