イノセンス2回目

会社説明会の後、三番街シネマで二回目のイノセンス鑑賞。
二回目なので細かい所に気を配ってみることができました。しかし最初の義体製造シーンで義体の目に映っていたものが何かは結局分からんかった。DVDではつぶれて分からないっていうし、ちょっと悔しいなあ。
光の映り込みにめちゃくちゃこだわっているな、と前半の車のシーンとかで思う。あと現実は手書き、虚構はCGってのを見直して改めて実感。
引用セリフは調べていかなかったが、二回目だと出典が分からなくても大体言いたいことが分かるようになってきた。というかバトーもトグサも必死でググッてる訳で、tそう考えると少し笑える。
あれだけ人間と人形について考えさせられる事件が起こったのに、トグサが娘に人形を買ってくる神経はどうよ。犬を抱くバトーと娘を抱くトグサの対比か。とにかく考えさせられる映画だ。押井守が「一回見たぐらいで分かってたまるか」と言うのがよく分かる。
あと伊藤君子が歌ってる所が劇中にあるのですが、あれはバトーの悲哀を表現してるのかなあ、と思いました。いい年した大人が犬飼ってる独り者で、毎晩いなくなった恋人思いながら酒飲んでる、みたいな。音楽に関しては、やはりBGMが映像と凄い相乗効果を生み出している。どちらが欠けてもダメだったと思う。「Follow me」は別として(笑)
2回見て自分的には満足しました。再来週くらいには終わりそうなんで見ようと思ってる人は早めにどうぞ。私はもうDVDを待ちます。