キーワードモデレーションシステム

id:hatenadiary:20040602#1086154012
こまごまとした進展。まず、モデレーションによる削除は当面導入しないというアナウンスがありました。

昨日の発表で、特定のスコア以下のキーワードの削除という項目を挙げましたが、当面、この機能をシステムとして実装する予定はありません。これまでの削除予定システムを存続しつつ、削除を行うかどうかを議論する際にスコアを参考にできればと考えております。

モデレーションによる削除に反対していた私としては歓迎すべき声明ですが、これだと削除対象となった時の議論の材料としてしか使えないわけで、おそらくほとんど意味をなさないでしょうね。はやく閾値によるフィルタリングの導入を望みます。


もう一つは、評価の投票用インターフェースが変更になりました。「不要」が先に来ているのですが、これだと迷った時に不要に投票する頻度が心理的に高くなる気がします。「私は使わないから、とりあえず不要にしておけ」という感じで。「要」を左側にすべきだと私は思います。
実際、一般カテゴリの普通名詞に多数「不要」が投票されているのを見るとそのように感じます。単に「気に入らないから不要」としている可能性も否定できませんが。


あと、明らかにこのシステムの趣旨を誤解している人がいる気がします。「そのキーワードでリンクしてほしいかどうか」を評価すべきなのに、単に「削除してほしいかどうか、気に入らないかどうか」を評価している人が結構いる気がします。
明らかに誤爆可能性がゼロといえる「リスト::ドラクエのイベントボス」などのリストや、はてなダイアリークラブのキーワード等*1に「不要」の投票が入っているのを見てそう思いました。この辺のアナウンスをきっちりして欲しいと思います。例えば以下のように。

このキーワードを自動的にリンクして欲しい人は「要」、して欲しくない人は「不要」に投票して下さい

*1:モーニング娘。」といった、言及頻度が高く、誤爆の可能性がなく、内容が充実している固有名詞もこの例といえます