キーワード削除投票システム案
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20050112/1105486059
いろいろな人が書いているが、やはり昨日のではちょっと足りないので思うのであえて今日も書く。まあ捕捉です。いや補足です。漢字間違えた。
リンクスコアと削除スコアは別にすべき
元々スコアは自動リンクするか否かのために導入したものだったはず。それに削除の機能を付与してしまうのは、スコア投票のあり方を根底から覆してしまう。なぜなら、私の一票でそのキーワードが永遠に失われてしまう可能性があるのだから。これがそのまま導入されてしまうと、私はリンク不可に投票したキーワード全てをもう一度チェックして回らねばならなくなる。
従って、リンクスコアを削除投票に用いるのは反対。今まで行われた投票は自動リンクのためのもので、削除のためではないから。
「誤爆」に対するはてなの見解を聞きたい
そもそも「誤爆」という現象についてはてなスタッフはどのように考えているのだろうか。
「意外な繋がりをもてるので問題にはならない(削除理由にならない)」と言う人がいるが、それもある程度の次元までの話で、極端な例を挙げると「スト」とか「エク」とかはそんな「意外な繋がり」なんて悠長なことを言ってられないほどの誤爆を生んでいた。
従って「誤爆による意外な繋がり」というのは方便に過ぎないわけで、やはりキーワード本来の意義にてらせばイレギュラーと言わざるを得ない。誤爆は完全には防げないとしても、それをできるだけ減らそうと努力することは意味のあることだと思う*1。
従って私は、その被害の多少に関わらず「誤爆はキーワードとしての意義を損なう」との立場に立っている。削除まですべきか、誤爆回避キーワード登録でいけるのか、は個々の事象で個別に対応することが必要になってくるとも考えているが。
この辺、はてなとしての公式見解を是非聞きたい。
こうして考えると
新しいシステムを導入するためには、今の「手動で削除予定」方式よりも明らかな利点がないと行けない。現状の案では「削除フローの自動化」という運営側にとっての利点が生まれるだけで、ユーザーやキーワードシステムにとってはデメリットしか生まないだろう。そして一番の難点は、削除すべきであるキーワードが消えず、削除すべきでないキーワードが消えてしまうおそれがあることだ。少なくとも現行システムでは削除すべきでないキーワードは消えないようになっている。
あと投票によって自動化するためには、少なくとも「多重ID防止」が最低条件だろうな。これが崩れるだけで投票システムは容易に崩壊する。