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芸人

大阪ではNGKで漫才をする漫才師を芸人と見る考え方が一般的。

一体この考え方のどこが一般的なのでしょうか…。もうツッコミ所が多すぎてどこからつっこんだらいいのか迷う位です。
id:traintrainさんもおっしゃってますが、これが正しいとすると、そもそも松竹芸人は全て無視ということになりますな。松竹芸能のプロフィールを見ると、鶴瓶やオセロ、よゐこ春団治など「芸人」と呼べそうな人が沢山いますが、すべて芸人ではないのでしょうか。
吉本に限っても、おかしいのは明らかです。これでは漫才師ではない芸人はすべて定義からはずれます。落語家とか。例えば、上方落語協会会長の桂三枝や、吉本興業特別顧問の笑福亭仁鶴は芸人でないらしい。それはおかしいだろう。
さらに言わせてもらうならば、うめだ花月中心に出ている漫才師も「芸人ではない」と言うことになる。うめだ花月は若手芸人中心に出演してますから、この人にとっては「若手芸人は芸人ではない」のかもしれませんけど、あまりに解釈が偏ってます。
ちなみに、なんばグランド花月に出演するのは、ある程度経歴を積んだ中堅〜ベテラン芸人(と吉本新喜劇。売れっ子の若手芸人も出演してますけど)ですが、この定義だと吉本新喜劇所属の芸人も芸人ではなくなります。またジョニー広瀬など諸芸を生業としている芸人もはずれてしまいます。ジョニー広瀬NGKの2月の出演者の一人なんですがねえ…。
以上の理由により、偏見に基づいた誤った解説であることは明白ですので、当該記述を削除しました。