愛媛県警、「私物PCでもWinnyを使用しない」誓約書を書かせるとの発表

 愛媛県警警部(42)のパソコンから捜査資料がインターネットに流出した問題で、県警は10日、全職員約2700人にウィニーなどのファイル交換ソフトを使わないなどとする誓約書を書かせると発表した。
 誓約書は(1)公務に使うパソコンやフロッピーディスクなどを許可なく外部に持ち出さない(2)私物パソコンであってもファイル交換ソフトを入れない−の2項目。
 県警は、警部のパソコンが感染したのが、情報を外部に流出させる恐れのある「アンティニー」と呼ばれるコンピューターウイルスだったことも明らかにした。
時事通信より)

業務に使わない私物PCにまで入れないことを誓約させるとは、警察だからこそ出来る芸当だなオイ。Winny使用の妥当性を云々する以前に、普通に考えたら権利侵害も良いところだぞ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060310i316.htm
読売新聞によると、

私物パソコンでウィニーを使っていないかどうか確かめるため、幹部が職員の自宅を直接訪れてチェックするなどの対策案

ここまでくるとアホらしくて。家のPC全部チェックですか。子供とか家族のPCとかもチェックするのかね。何の権限があって家族のPCから削除しようとするのか。令状でも持ってきますか? そもそも、とうの幹部がWinnyというソフトをよく分かってるのか疑問だが。


ちなみに、いま猛威をふるってる山田オルタナティブウイルスは、メール添付でも出回っているらしいです。その場合Winny使ってなくても感染するので、警察の皆さんはせいぜい注意して下さいな。