名古屋市博物館 企画展「城からのぞむ 尾張の戦国時代」

http://www.museum.city.nagoya.jp/tenji0616.html
重要文化財織田信長画像(豊田市長興寺蔵)が公開されるというので行ってきました。
教科書などで信長が紹介される際には必ず使われる有名な肖像画ですが、思ったより小さいかった。普通の色紙より一回り大きいくらいで、ちょっと拍子抜け。
この信長画像は結構シワができていて、保存状態が悪いように思った。国立博物館で見た掛け軸は、皆保存状態が良かったのに。やはり個人(この場合は寺だけど)だと適切な文化財管理ってのは難しいのだろうな。特に痛みやすい紙製の文化財とかは。
そのほかの展示物は、城特集と言うことで古地図や古文書、城跡からの出土品が多かった。尾張三河の様々な城が紹介されていたが、古地図から当時を想像するのはかなり難しい。古文書はほとんどが蓬左文庫からの出品だったが、字が読めないので( ´_ゝ`)フーンという感じになってしまったのが残念。
桶狭間の合戦や、小牧・長久手の合戦は、合戦の進路図が床に貼ってあって、この展示の仕方は斬新だと思った。単に展示場所がなかっただけかも知れないが。