宇宙をかける少女 総括とサントラ

2クールで最終回となったわけですが、ほんとにグダグダだった。とりあえず強引に終わらせた感がありあり。2クールもかけたのに、全編にわたって微妙な出来ってのは、やはり脚本というかシリーズ構成が悪かったんだろうなあ。この作品の見所は安定した作画と、挑戦的なBGMぐらい。サンライズらしからぬ駄作だった。
作品自体はグダグダだったが、BGMは「2009年のプログレ」を標榜するのに恥じない出来と言ってよい。あんまりプログレに関しては知識がないのだが、曲を聴いただけでスタッフ陣の力の入りようがわかる。JAM Projectによるコーラスもいい感じに相まって、最近のサントラではかなり気に入っている方である。曲の出来に対して肝心の本編がついていってないのが本当に惜しい。