キーワード「ff」決着

キーワード「ff」(http://d.hatena.ne.jp/keyword/ff?kid=152181)における論争について、はてなの方に裁定いただいたところ、キーワード存続と決定いたしました。昨日問い合わせフォームから送ったのだが、もう対応していただいた。迅速な対応感謝します。また、長時間にわたり議論にお付き合い下さったid:mirror3さんに、感謝したいと思います。

以下、キーワード「ff」におけるid:hatenadiaryさんの発言です。

# hatenadiary 2009/10/29 16:12 本件につき確認をいたしましたが、本キーワードは「はてなキーワード作成・編集ガイドライン」で定める「キーワードとして登録できない言葉」には該当しませんので、削除を行う理由がないと判断しました。はてなキーワードは見出し語に関して厳密な制限は行っておらず、最低限の制限として「キーワードとして登録できない言葉」を既定しております。それに該当しない言葉については特に削除を行う理由がないものと判断します。ご了承ください。
# hatenadiary 2009/10/29 16:12 また、議論の論拠は本キーワードの存続意義のみとしていただき、他キーワードの編集内容や、編集者自身の人格に関して言及することは控えてください。>id:mirror3様
# hatenadiary 2009/10/29 16:14 補足となりますが、キーワードのカテゴリー情報はキーワードリンクの表示の制御に利用されており、統合による削除によってそれらの情報が失われるデメリットがありますので、同一の文字列で別の意味の見出しの統合を行うことは慎重に行ってください。

今回の議論は、個人的にはなかなか重要な事例だったと思います。以前より私が危惧を抱いていた、キーワード統合という行為についても、はてなより大きな方向性が示されているからです。特に3つめの発言は、「ff」のコメント欄で私が述べてきた考えとほぼ一致します*1。同一の文字列のキーワード統合については「慎重に行ってください。」とありますが、厳しく制限されると解釈するのが妥当でしょう。少なくとも今後、今回のような理由でのキーワード統合は基本的に認められないと思われます。

*1:キーワード統合による削除は、キーワードそれぞれが持っていたカテゴリー情報が失われるという点で、非常に問題があると考えます。カテゴリーは、キーワードリンクを個人設定で制御する1つの手段として機能していますが、統合されることにより、本来ユーザーが意図してしないリンクを生むおそれがあるためです。