Fire Bomber「Re.FIRE!!」

Re.FIRE!!

Re.FIRE!!

15年ぶりのFire Bomberのアルバム。コンセプトも、「Fire Bomberの面々が久しぶりに再会してアルバム作りました」的な感じになっている。熱気バサラも放浪先からのリモートレコーディングらしい(笑)
まず感じたのが、歌バサラこと福山芳樹が「今の福山芳樹の声」で歌っているということ。最初は「こんなの熱気バサラじゃねーよ、福山本人やないか!」と思ったんですが、コンセプト自体が「15年ぶりに再会してレコーディング」なので、歌声が変わっていたとしてもおかしくないと思い直しました。おそらく福山芳樹なら当時のバサラの声も出せるんでしょうが、荒々しいロックナンバーが多い中で、あえて一番歌いやすい声を選んだのかなあと言う気がしています。
ミレーヌことチエ・カジウラは、歌い方が自然になっていて聞きやすくなってました。当時は変に作った感じで、若干の気持ち悪さがあったんですが*1、今回はかなり楽に聞くことができました。非常に微妙な変化だと思うんですけど、自然に歌ってるせいで、重苦しさが抜けて、好感が持てるようになったと思います。
曲自体ですが、久しぶりのアルバムということだったんですが、曲調が結構古めな感じがしました。まあそれがFire Bomberだと言えばそうなんですが、15年経つ間にアニソンのメジャーシーンも結構変わってしまったのだな、と思ったのでした。

*1:特に「…だけどベイビー!」とかはかなり顕著だった気がする