劇場版マクロスF イツワリノウタヒメ

109名古屋で見てきました。初日と言うこともあって、全ての回が満席状態。109は3日前から予約できるので、私も水曜に席を取りに行ったのですが、その時点で半分以上が埋まっていたので、この結果はさもありなんといったところでした。

内容

内容はテレビ版の総集編、ではなくて、テレビ版の素材を使ってのアナザーストーリーという形でした。初代TV版マクロスと「愛・おぼえていますか」の関係に近いですね。こういう場合テレビ版を見てないと話が全然分からんかったりするんですが、一緒に行った人はまあ分かったと言ってました。私もこれなら初見の人でも大体は分かるだろうなーと思いました。所々歴代マクロスやテレビ版を見た人しか分からない演出もありましたが、それは観客に対するサービスととらえればよいでしょう。
前日にPS3週刊トロステーション河森正治監督のインタビューを見ておいたのですが、今回は「戦場ライブ」を意識して作ったそうです。その言葉通り、音楽と戦闘のコラボレーションはかなり迫力がありました。納豆ミサイルやガウォークでの市街戦など、これぞマクロスと言うべき戦闘シーンが散りばめられていて、見応えがあったと思います。

音楽

音楽は今回も菅野よう子。今作はランカがまだデビューして間もない時期の物語だったため、銀河の妖精シェリルの曲が全面に押し出されていました。25日に発売予定の「ユニバーサル・バニー」や「オベリスク」など新曲も織り交ぜつつ、テレビ版とのつながりを感じさせる場面では、「射手座☆午後九時Don't Be Late」「ライオン」などの既存曲も効果的に使われていました。
ランカについては、デビューしてどさ回りということで、いろんなCM曲を歌っていました。TV版の娘々やニンジンだけでなく、納豆・重機・合体ロボ、さらにファミリーマートのテーマ曲まで! 短い中にインパクトのあるフレーズをたたき込んでくるのは、CMソング作曲家としても知られる菅野よう子の真骨頂という感じでした。シングルCDとして発売されるみたいなので、今から期待です。

おまけ

ところでキービジュアルになっているシェリルの緊縛姿ですが、コンサートでの一場面でした。ちょっとエロすぎやなーと思ってたんですが、実際見るとマネージャーのグレイス・オコナーの方がエロかったわけでした(爆)

結論

全体的に見ると、テレビ版を見たことある人は、変更点(キャラの立ち位置が微妙に変化している、とか)を気にしながら見れるし、初見の人にも優しいストーリー構成になっているので、見やすい作品だと思いました。次回作が楽しみです。

ユニバーサル・バニー

ユニバーサル・バニー

pink monsoon

pink monsoon

劇場版 マクロスF~イツワリノウタヒメ~「CMランカ」

劇場版 マクロスF~イツワリノウタヒメ~「CMランカ」