中学時代の友人の結婚式に行ってきました

日曜日に、中学時代の友人の結婚式に行ってきました。非常に良い結婚式だと思ったので、レポートします。あまり書くと個人が特定されるので(笑)ほどほどに書いてます。
いわゆるチャペルウェディングってやつで、私のような単なる友人でも列席させていただける形になっていました。その友人は昔から結構落ち着いた感じなんですが、バージンロードを歩く彼はガッチガチでひたすら半笑い。見たことない緊張っぷりでしたな。
無事に式が終わって続いて披露宴。席に着くと、「引き出物はご自宅に送らせて頂きました」というメモが。これは盲点だった。引き出物をセレクトギフトにしたりする例はあるけど、自分たちで選んだ品物を送ってしまうってのはなかなか珍しいと思いました。
披露宴は、司会によるインタビュー形式による夫婦のなれそめ紹介、ケーキ入刀、ファーストバイトという感じで進んだのですが、余興的なものは新婦側の友人によるビデオレターだけでした。ちょっと不思議に思ったのですが、理由は後で分かりました。まあ、親族や会社関係者の長くてしょうもないスピーチとか、友人らの下手な歌を延々聞かされるよりは全然良かったです。
続いて「新婦のイメージチェンジです」と言って新婦退場。「お色直し」じゃないの? と思ったら、何と着替えてきませんでした。ヴェールと手袋取っただけ。そうか、この二人は衣装に金をかけるんではないのか。よく考えたら、教会では生演奏・生賛美歌だったし、写真撮影・ビデオ撮影のスタッフはどんだけおんねん、という位周りにいるわけですよ。また、控室には、いろいろ小道具もたくさん置いてありました。似顔絵を描いてもらった凝ったウェルカムボードに始まり、二人の写真を入れたデジタルフォトフレームとかもありました。私的には、金のかけ方が重点配分されていたように感じて、好感が持てました。
つづいてはブーケセレモニー。花を各テーブルから一輪ずつもらって、ブーケを完成させ、それを新郎が新婦に渡してプロポーズするというイベントですが、ここで新譜が12月に誕生日と言うことで、ブーケに加えてネックレスのプレゼント。新婦だけでなく出席者にもサプライズなイベントでした。
そして、後半のメインイベント、新婦から両親への手紙…と思いきや、ここでもビデオレターでした。実はイメージチェンジの間に、二人の生い立ちをつづったビデオが上映されており、おい3回目かよ!しかも手紙読まないのかよ! とそのときは思いました。しかし、後で気づいたのですが、ご親族に耳の不自由な方がいらっしゃったようで、手話で会話されているのを見てしまったわけです。怒濤のビデオ攻撃は、その方への配慮だったのでした。なかなかやるなあ。
全体的に、自分たちが楽しむと言うよりは、出席者に楽しんでもらいたい、というお二人の心が伝わってくる、そんな結婚式と披露宴でした。厳粛で堅苦しい式や披露宴は、新郎新婦はもちろん、出席者にも負担を強いるので、この選択は良いと思いました。
ひたすら派手というわけでもなく、質素すぎることもなく、彼らが大事だと思う所にメリハリを付けた、いい結婚式だったと思います。