化物語 上・下

化物語という作品について、私はアニメから入った口なのだが、古本屋で一冊1000円を切る価格で売っていたので買ってみた。
作者の西尾維新自身がアトガタリで述べているように、「言葉の掛け合い」をやりたかったというのが非常に伝わってくる。この作品は趣味だとも行っているのだが、趣味でここまで面白い文章を書けるのであれば全然問題ないと思う。
にしても、小説を読んで初めて、アニメの原作再現度がものすごいことだということを思い知った。アニメはかなりの分量を削っているのだが、それでも雰囲気はまさに原作そのものと言えた。化物語はシャフトとの相性が良かったのだろうなあ。

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(下) (講談社BOX)

化物語(下) (講談社BOX)