torneを買いました。

torne (トルネ) (CECH-ZD1J)

torne (トルネ) (CECH-ZD1J)

PS3につなぐ地上デジタルチューナー「torne」を、やっと手に入れることができました。

購入

発売日に買いそびれてしまったので、少し前からAmazonでの入荷状況をチェックしていました。Amazonでは、マーケットプレイスの転売屋がプレミア付けて売ってたりします。そのおかげで、Amazon自身が在庫切れだった場合に、間違って注文ボタンを押してしまったりすると、とんでもない値段で買わされるおそれがある、という結構ひどい状況なわけです。
しかし、4/14の夜にたまたまAmazon自身の入荷があったようで、すかさずボタンをポチッとな。10%引きくらいで買うことができました。
Amazonでの人気商品の入荷は、本当に運とタイミング命な気がします。

ファーストインプレッション

では、torneを半月ほど使った感想を書いていきます。このtorneはかなり評判が良くて、期待していたのですが、その期待を裏切らないすばらしい出来と言えます。
とにかく、番組表やら何やら、起動以外のすべての機能の動きがきびきびしています。流石に起動時間は10〜15秒くらいかかったりするんですが、他の機能が全部早いので、もはやそんなことは些末な問題と言えましょう。
設定もそれほど難しくなく、シンプルです。ゴテゴテ機能がついているブルーレイレコーダーに比べると機能は少ないですが、それだけに洗練されている印象を受けました。

外付けHDD

外付けHDDは、市販品ではなく、バルクHDDにケースという構成で作ることにしました。秋葉原Western Digitalの2TB HDD「WD20EARS」と、センチュリーの「シンプルBOX CSS35U2」を購入し、組み立てて接続しました。
WD20EARSは、Windows Vista以降用に最適化されたHDDで、そのままではXPやLinuxでは動きません。Western Digitalのサイトで配布されている「WD Align」というツールを用いて、XPでも使えるように修正しました。
PS3に接続して、正常に認識したWD20EARSですが、使ってみると問題発生。録画したビデオを見ると、所どころフリーズする箇所があるようです。配線やら初期不良やらいろいろチェックしましたが、特に問題はないようなので、「torneとWD20EARSの相性が良くない」という結論に達しました。
せっかく2TBを買ったのに危うく高価なゴミになる所でしたが、結局、PCのバックアップ用に使っていたHGSTの1TB HDD「HDT721010SLA360」と取り替えて使っています。HGSTのHDDは特にフリーズするような問題もなく、元気に動いています。

機能

機能面では前述の通り、私にとってはあまり不満はありません。ただ録画した番組をDVDなどに焼く手段が存在しないので、私のように「見たら消す」派の人にしか使うメリットはないでしょう。
番組予約は、1回だけと毎週が選べます。毎週を選ぶと、番組表に従って時間変更にも対応してくれるので、非常に楽。延長の場合はどのようになるのか分かりませんが、多分対応してくれるような気がします。
また、同じ県における予約数が見れる「トルミル機能」を使うと、よく予約されている番組を知ることができます。トルミルの数でソートもできるので、注目されているのに自分が予約し忘れてた番組(映画とか)を、チェックするのが簡単です。

気になった所

ほとんど非の付け所がないtorneですが、いくつか気になった所もあります。
まず、tornePS3と直接USBで接続する必要があるところ。外付けHDDもUSB接続なので、新型PS3に普通につなぐと、torneと外付けHDDだけでPS3のUSBポートがすべて埋まってしまいます。というわけでUSBハブが必須です。電力消費を考えると、セルフパワーのUSBハブの方が良いでしょう*1
また、torneはチューナーを1つしか持っていないため、録画中でも別の番組を見ることができません。当然2番組同時録画とかも無理。まあテレビ自体のチャンネルで見ればよい話ですけれど。

*1:ちなみに私はセルフパワーのUSBハブを用意しましたが、USBハブは電源につないでません(笑)