一般論
半角英数キーワードは、「単語一致の法則」が適用されるため、文字列の一部に誤爆する「部分一致誤爆*1」の発生頻度は通常のキーワードよりも低い。
しかし、文字列によっては、日記での使用頻度が高いために、「同文字列異義語誤爆*2」が多数発生するおそれがある。例えば、英単語に存在する文字列であったり、数字だけで構成される文字列であったりする場合が考えられる。
また、通常のキーワードと同じく、キーワードの意味や解説の内容なども、キーワードを論じる際の事情として考慮すべきである。
従って、半角英数キーワードの是非を論じる場合には、「半角英数だけで構成される」という共通点のみをもって、その存在を論じるべきではない。各キーワードごとに、その存在意義を精査する必要がある。
一般的には、通常のキーワードと同じく、誤爆が多く(評議会にかけられた「スク」がボーダーラインとなるだろう)、解説が充実しておらず、解説に発展性が見込まれない場合(解説が誘導のみなど)には、削除対象として考慮すべきである。
*1:id:n_kakka:00000306#type1
*2:id:n_kakka:00000306#type2
半角英数キーワードのパターン
二文字の数字キーワード
過去に18、19、24、42、69というキーワードが作成されたが、いずれも誤爆多数として削除された。実際、19のようにバンドの正式名称であるキーワードでさえも容認されなかったことを考えると、ユーザー間で「二文字の数字キーワードは登録すべきでない」という合意が形成されているように思われる。
三文字の数字キーワード
二文字の数字キーワードと異なり、各キーワードへの対応はまちまちである。現状では存続しているものが多い。このようにユーザー間の合意が見られない現状では、三文字の数字キーワード全体に対する是非を論じることは、無意味であると考えられる。
従って、ここでは一般論にならい、いくつかの個別事例から、考察を行うことにする。
なお、誤爆の多寡の基準は、評議会にかけられた「スク」を目安とする。(1日10〜20件、誤爆率50%以上)
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災害用伝言ダイヤル。解説は誘導ではない。直近の言及を調べたところ、12/18〜12/24までで、誤爆率は100%だった。nozorinne氏の調査によっても、誤爆率は55/55で100%とのことである。リンクスコアも20程度であり、これ以上意図的に下げることは困難である。誤爆の頻度を考えると、削除して括弧付きへの移動がベターと思われる。
参考
- 二文字キーワード(英数・記号)
- 三文字キーワード(英数・記号)
- http://d.hatena.ne.jp/./lawquality/20051222#1135263432(802について)
- http://hpk.g.hatena.ne.jp/./nozorinne/20051223(三文字の半角英数キーワード、802について)