仮面ライダー劇場版の感想を書く前に今日の出来事
うちの部門では、毎週月曜の朝礼で、3分間スピーチを輪番で行っている。
今日、3分間スピーチの当番が自分であることを通告されたのは、朝礼開始の30分前だった。当然のように全く準備していなかった私は、周りの同僚に助言を求めたものの、すべてつれない返事をもらうこととなった。しかたなく、先週の出来事を5分ほど思い返してみたが、これと言って特筆すべきような出来事はなかった。せっぱ詰まった私は、昨日見に行った「仮面ライダー×仮面ライダー W（ダブル）＆ディケイド MOVIE大戦2010」のことをしゃべることにした。
「本日3分間スピーチをするのですが、実は今日私が当番であることを通告されたのは30分前でした。全く準備していなかったので、昨日見た映画の話をしようと思います。」
「昨日は暇だったので、映画でも見に行こうということで、宇宙戦艦ヤマトを見るか仮面ライダーを見るか、ピカデリー*1の入り口の前で迷ったんですが、宇宙戦艦ヤマトの上映時間が145分とだったのを見て、『これは長すぎる…』と思い、結局仮面ライダーを見ました。」
「仮面ライダーの感想については、みなさん最近の仮面ライダーをご存じの方は余りいらっしゃらないと思いますので、ここでは詳しく語りませんが、ゲストで出演していた吉川晃司がかっこよかったとだけ言っておきます。」
「これを無理矢理仕事の話につなげると、『事前準備は大事だ』ということですね。朝いきなり言われたのでは、今日の私のようにグダグダな話をする羽目になってしまいます。」
「思えば、前回の3分間スピーチも似たような状況で、結局しょうもないことを話した記憶があります。このような状況を考えると、私のスピーチに対する意識が低いといわざるを得ません。次回こそは、きちんとしたスピーチができるよう、準備をしていきたいと思います。」
「そして、皆さんはこのような私を反面教師として、がんばっていって下さい。」
我ながら話の展開が無理矢理過ぎると思った。「結局仮面ライダーを見ました」のくだりで、若干ウケていたのは不幸中の幸いだが、それにしてもひどかった。
ちなみに、司会をしているマネージャーが、朝礼議事録をメーリングリストに流しているのだが、見た映画を紹介するところで、なぜか以下のような内容が追加されていた。
「最近の仮面ライダーは、内容が深く作り込まれていて、子供だけでなく、大人も楽しめるようになっています。」
しかも、映画の公式サイトへのリンクのおまけ付きだった。…Ｋマネージャー、どんだけ補足してるんですか。
