転勤半月前にPCクラッシュで涙目の巻

うちの仕事場のPCですが、転勤半月前というこのくそ忙しい時に、とんでもないことをしでかしてくれました。

朝出勤して、いつものようにマイノートPC*1の電源を入れたところ、見慣れない画面が。
なんか延々DHCPで何かを探そうとしています。…ちょっと待て、私はネットワークブートなんか試した覚えないんですけど?
さーておかしい。BIOS画面でネットワークブートを無効にして、再起動。そしたら。

No System Files

キター。Windows起動せず。よくよくBIOS画面で確認すると、PC情報の「ハードディスク」のところが「なし」になってる。
ハードディスク、認識しません!
つーかもう、正直勘弁してくれ状態。案件引き継ぎもままならず、今日も今日とて、昨日から続くシステム設置2日目。前日の作業で足りなかった、あれやこれやをPCに昨晩仕込んでおいたのに、全てが水泡に帰した。しばし呆然。
当然のことながら、何回か起動してみたが、全く起動せず。
つーわけで、さしたる情報を得ることもできず、さりとてPCの復旧作業にも着手できず、そのまま二日目の作業へと外出することになってしまいました。

夕方

なんとか作業を終え、夕方帰社して、再度PC起動にチャレンジしてみることに。気休めながらバッテリーをはずして、いざスイッチオン。

Windows XP

起動したよ!
一度は死んだかと思われたマイPCでしたが、不死鳥のごとく復活を遂げました。これでデータがサルベージできる。
…が、やはり不死鳥は言い過ぎでした。言うなれば、最後にひときわ輝く超新星のように、私にいまわの繁栄を見せてくれたのです。
データをコピーするごとに、砂時計の時間が増えていくマイPC。夕方から開始して、主要なデータをコピーし終わったのが午後10時半。その頃には、ディスクのシークランプが点灯しっぱなしでした。もうギリギリです。
ちなみに、この時点でのシステム温度は、驚愕の81℃キーボードが熱すぎて打てません。というか触るのさえ無理。

そして、臨終

マイPCの最後は、シャットダウンの瞬間に訪れました。シャットダウンを敢行するも、完了できず、一定のリズムでシーク音が鳴り続ける状態に、そして。

完全終了。結局、シャットダウンを完了することができませんでした。


この時期に壊れてくれるとは、正直言ってもの凄いはた迷惑でしたが、最後にデータサルベージのチャンスをくれたPC。5年間お疲れ様でした。

*1:うちの部門は袖机に施錠するルールになっているため、全員ノートPCを貸与されている