劇場版 銀魂 新訳紅桜篇 感想

梅田ブルク7で、レイトショーで見てきました。一番大きいシアター1で上映しているのですが、客が10人いるかどうかってレベル。残念ながら来週は大幅縮小確定な感じです。

さて内容ですが、原作でもシリアスな部類に入る、妖刀紅桜篇を映画化したもの。原作には出てこなかった真選組や神威なども登場し、テレビ版を元にしながらも新たな解釈を加えた「新訳」という位置づけになっています。

みどころ

この映画の見どころですが、アクションシーンについては大幅に強化されています。特に終盤、主題歌「バクチ・ダンサー」に乗せて、銀時と桂が敵をばったばったなぎ倒していくシーンは、リズム・爽快感ともに一見の価値有り。劇場の大きなスクリーンで見れば、その価値も倍増すること請け合いです。

気になった所

テレビ版の延長線上を出ていないので、「新訳」と言うことで違うものを期待していた人からすると、大筋が一緒で若干拍子抜けしてしまいます。
また、原作に出てこなかったキャラが出てくると散々宣伝していたのに、それを期待しすぎるとがっかりすることになります。まあ後の展開に矛盾を来さないような登場の仕方をしているので、後のことを考えた作りにはなっていますが。

結論

テレビ版のスペシャルというような作りになっていて、ファンへのご褒美という感じがしました。テレビ版銀魂お約束だった、グダグダな雰囲気は劇場版でも健在。ネタバレは控えますが、OPとEDにおまけがついているので、これだけでもファンは満足でしょう。
ファンなら見に行くべき、というファン向けムービーと言えるのでしょうか。