エクストリーム・ラブプラスinリアル熱海!

ついに行ってきました。熱海。熱海は今、「熱海ラブプラス現象」キャンペーンのまっただ中。カレシたちの熱い夏が繰り広げられております。

熱海駅〜スタンプ用紙ゲット

前日からどうしようか若干迷っていたのですが、朝起きて「そうだ熱海、行こう。」とばかりに、新幹線に飛び乗ってました(笑) 東京から熱海までは新幹線で約50分。思ったより近いです。さすが東京の奥座敷です。

私が行った日は、小雨がぱらつく曇天で、それまでのすさまじい暑さも小休止。比較的過ごしやすい天気でした。
今回はあまり作戦も練らずに来たので、素直にスタンプラリーに従って各スポットを回ることにしました。このスタンプラリーの用紙は、ラブプラスのカノジョの画面を熱海コンシェルジェ(観光案内所)のお姉さんに直接見せることでだけゲットできるという、なかなかな強者仕様。ちなみに、1人のカノジョにつきスタンプ用紙を1枚もらえるので、複数のカノジョと来た場合は複数枚用紙をも洗えます(笑)
スタンプは全部で6ヶ所。熱海の街を端から端まで行かないといけません。結構大変です。

お宮の松〜サンビーチ

まずは海岸方面へ降りていきます。熱海駅は丘の上にあって、海岸まで急な坂になっています。車だとぐるっと迂回するように降りていくのですが、当然徒歩なので、階段も併用しながらガシガシ降りていきます。
海岸付近でのお目当ては、お宮の松尾崎紅葉の「金色夜叉」で有名な寛一お宮の像が立っています。

ちなみに、現存するお宮の松は2代目らしいです。


お宮の松から西に行くと、サンビーチが見えてきます。サンビーチの観光案内所(ワカガエルステーション)に、1つめのスタンプが置いてあります。
結構早い時間に来たのですが、浜辺では、もう人がひしめき合って海水浴を楽しんでいました。しかし今回私は水着など持っていませんし、泳ぐ気もなかったのでパスですw

ホテル大野屋

浜辺沿いの通りから、浜辺とは反対方向に目を向けると、ひょうたんの形をした「ホテル大野屋」の看板が見えます。ここに2つめのスタンプが置いてあります。

ホテル大野屋は、ラブプラス+のゲーム内で発生する熱海旅行イベントで泊まるホテル。昭和12年開業の、熱海でも老舗のホテルです。猛烈なタイアップで、気合いが入りまくってます。その入りようたるや、入り口に「歓迎 私立十和野高校 御一行様」と掲げる有様*1

8月の土日はほぼ満室とのことで、人気の高さがうかがわれます。

熱海港〜ロープウェイ

スタンプは3つめ、熱海港です。熱海港からは初島へ行けます。ゲーム内では2日目に高速船に乗って初島へ行くのですが、今回は日帰りということもあり、時間的な事情でパス。ちなみに初島にはスタンプはありません。
熱海港の近くに、ロープウェイ乗り場があります。ここから熱海城やら秘宝館やらがある八幡山山頂へ上ります。

ちなみに、ここでもラブプラスのカノジョの画面を見せることで、料金を割引してもらえます。ロープウェイ往復500円→400円、熱海秘宝館1700円→1000円。結構な割引率です。秘宝館は行くかどうか迷いましたが、結局行ってみることにしました。

熱海秘宝館

ロープウェイの山頂駅に、熱海秘宝館とあいじょう岬が併設されています。まずは熱海秘宝館にチャレンジ。

・・・まあ苦笑の連続、怒濤のコンボ攻撃でしたw 私以外の客は皆グループで来ていて、特に女性のテンションの上がり方がすごい。みんな「イヤーなにこれー」とばかりに嬌声を上げている。一緒に来ている男性陣はかなりおとなしい感じ。
一番盛り上がっていたのは、浦島太郎のビデオでした。ほぼアダルトビデオみたいな内容でしたが、特に女性はみんな食い入るように見つめてキャーキャー言っている。ここでも男性は、なぜか押し黙って何とも言えない表情をしていました(笑)
秘宝館の楽しみ方は女性の方がよく分かっている感じですね。

あいじょう岬

あいじょう岬は「愛錠岬」とも書き、錠前でカップルの縁を結ぶという、最近では結構ポピュラーになりつつあるパターンのエピソードを持つ展望台です。

売店で絵馬を買って願い事を書き、モニュメントに固定する訳ですが、飾られている絵馬の、ラブプラス率の高いこと高いこと(笑) 表に見えている絵馬の半分以上が「リンコ命!」「ネネさんLOVE」などと書いてあって皆気合いが入っています。
一般のカップルもいるようでしたが、「あーこれネネさんだ」とか言っていたところを見ると、ここを訪れる客のラブプラスの知名度はそれほど低くはないようです。少なくとも、前行った江ノ島の時よりは、確実に知られていると思いました。
まあ絵馬を書くのは良いとして、とりあえず一枚写真を撮っておきました。

4つめのスタンプ「あいじょう岬」は、ロープウェイ山頂駅に置いてあります。

熱海城

ロープウェイ山頂駅から少し歩くと、熱海城が見えてきます。この熱海城、どんな謂われがあるのかと思いきや、全く歴史的背景はないとのこと。要するに「ただの観光スポット」なわけでした。
しかしこの熱海城、かなりデカイです。作るのに1年以上かかったというのも納得できます。

入り口付近に置いてある5つめのスタンプを押して、結局入らずに撤収。まあここは良いでしょう。

錦ヶ浦〜花の妖精

http://www.i-akao.com/day-spot/restaurant/item03/index.html
熱海城から、ロープウェイとは反対方向へと道を下っていきますと、錦ヶ浦という断崖絶壁が。その眺望を楽しむべく、断崖ギリギリに張り付くように建っているのが、レストラン「花の妖精」です。
ここはゲーム内でも登場しておりますが、値段帯が高校生の払う金額じゃございません(笑) ランチコースが2800円、一番リーズナブルなカレーライスでも1500円弱します。
今回は「季節野菜のカレーライス」とサラダセットを注文。

ちなみに、この席はたぶんゲーム内に出てくる席とたぶん同じだったと思われるのですが、ちょうど同じアングルにすると、奥の席の方々が写ってしまうので、断念。まあしゃーないか。
ちなみに全部の席が窓に面していて、眺めはとても良いです。錦ヶ浦と相模湾の景色を楽しむことができます。あいにく、私が行ったときは曇りだったのですが、晴れてれば絶景でしたでしょうねえ。

伊豆山神社

最後のスタンプは、錦ヶ浦から見ると市街地を挟んで反対側の端にある伊豆山神社です。
錦ヶ浦からとりあえず歩いて行ったのですが(既に山から下っていたのでロープウェイの復路は使わず)、サンビーチに来た辺りで日が差してきてかなり辛い状態に。しかたなくバスに乗って熱海駅に戻りました。
熱海駅からバスを乗り換え、七尾行き(七尾原循環)バスに乗って伊豆山神社へ。駅から神社までは1.5kmあり、アップダウンも激しいので、徒歩はあまりおすすめしません。


伊豆山神社前バス停で降りて、鳥居をくぐって石段を登ります。800段以上あると聞いていたのですが、実際には上ったのは、200段程度でした。実は、バスで来ると石段の真ん中で下ろされる(石段が車道で分断されている)ので、このようなことになるわけです。しかし、一番下から上るためには、国道135号沿いの入り口まで行かないとダメで、徒歩で行くのは難しいらしいです。

石段を上りきると、静かな境内が広がります。伊豆の語源ともなった「伊豆大神」を祀る、由緒正しい神社です。
実は、ここでTwitterで知り合った方と待ち合わせをしていたのですが、その方々がなんとネネさんの等身大ポップを持参してました。社務所のおばさま方に許可をもらって、撮影会開始。続々と上ってくるカレシたちが、皆ネネさんを見てカメラを向け始めます。

さらに宮司さんもやってきて、「久しぶりに本格的なのが来たなー」とお褒め(?)のお言葉。社務所のおばさま方も結構ノリが良く、楽しいひとときを過ごせました。

山田屋(かまぼこ)

途中からTwitterで知り合った方々と合流して、山田屋へ向かいました。
「熱海ラブプラス現象」キャンペーンでは、熱海市街の商店に協賛もしてもらっています。かまぼこ屋の「山田屋」では、リンコ・ネネ・マナカの三人の顔をあしらったデコかまぼこを売っています。もちろんコナミ公認のグッズです。

私もリンコのかまぼこを一つ買ってみました。

旅を終えて

海水浴や温泉目当ての一般客の中に、そこここでカレシと思しき人々を見かけ、熱海という街の懐の深さを思い知った次第です。お店の人に話を聞いてみると、ラブプラスのグッズはものすごい売れ行きで、入荷した瞬間に売れていくらしいですから、経済効果も結構なものでしょうね。
ただ、ラブプラスに限らずかなりの観光客が来ていたので、これならラブプラスのタイアップをしなくても大丈夫だろう、などと思ったりもしたのですが、街中をよく見ると、シャッターが降りている店舗があったりして、往年の活気を取り戻すには至っていないのだなということも思いました。観光地として名高い熱海でさえこうなのですから、他の観光地は…もっと厳しいのかもしれません。


また、「熱海ラブプラス現象」キャンペーンでは、iPhoneとの連動企画*2もあったのですが、私はiPhoneをもっていないためそれには参加できず。iPhoneを持つカレシたちに写真を見せてもらったのですが、ちょっとiPhoneがほしくなりました。


最後に、熱海駅前でゲーム内と同じアングルで1枚。この駅舎は近々取り壊されてしまうそうなので、この写真もレアものになるかもしれません(笑)

*1:十和野高校はゲーム内で主人公とカノジョが通う高校の名

*2:iPhoneで「ARマーカー」を撮ると、写真にカノジョが写り込む