ニンテンドー3DS体験会in幕張メッセ その2

ニンテンドー3DS体験会レポートその2では、ステージで行われたイベントについて書きます。

中央ステージにおけるイベント

中央のステージでは、いくつかのイベントが行われていました。各ソフトのブースは結構待ち時間があったのですが、
なお、ステージイベントは、USTREAMの録画配信ですべて見ることができます。
http://www.ustream.tv/channel/nintendo-world-2011

スリムクラブによる「Miiであそぶ、ARゲームズを体験する」

http://www.ustream.tv/recorded/11927094
まず11時から行われていたのは、若手芸人スリムクラブによるMiiスタジオARゲームズの体験イベント。
本体同梱のゲーム2つを、スリムクラブが体験していました。最初に一ネタやった後、ゲーム経験を披露。声が残念な方の人はかなりのゲーマーらしいです。
その後、声が残念な方の人がモデルとなり、Miiを作成することに。カメラで写真を撮影してMiiを自動生成する機能を用いて、Miiのベースを作ってから修正していました。声の残念な人は結構分かりやすい顔をしていることもあり、自動生成でかなり似たものができていました。ツッコミの人はゲームの素人らしいですが、それでも無事作れた、ということで、簡単に作れることをアピールしていましたね。

ゲームミュージックコンサート

http://www.ustream.tv/recorded/11928602
12時30分からは、任天堂ゲームミュージックコンサート。今回は曲紹介としてあの近藤浩治氏が登場。マリオシリーズゼルダシリーズなど、ゲーム黎明期から代表的な楽曲を手がけてきた近藤氏の登場に、会場は若干どよめきが。私も勝手に興奮してました。
バンド構成はサックス&フルート、トロンボーン、キーボード、ギター、ベース、ドラム。結構軽い感じの構成になっていました。
曲目は以下の通り。

  1. ドンキーコングのテーマ
  2. どうぶつの森シリーズメドレー
  3. ゼルダの伝説シリーズメドレー
  4. スーパーマリオブラザーズメドレー
  5. スーパーマリオメドレー(アンコール、近藤氏によるピアノソロ)

ドンキーコングのテーマはサックスとトロンボーンが動物の鳴き声を模していたのが特徴的。
ゼルダメドレーはしっとりした大人のアレンジになっていてかなり意外。ゼルダのメインテーマをサックスの甘い音色でやられたときは結構ゾクゾクッと来ました。フルートとキーボードメインによるゼルダの子守唄も良かったです。
で、スーパーマリオのメドレーで締めかと思いきや、何と最後に近藤氏がピアノソロでアンコールをやってくれるというサプライズ。・・・だったのですが、ちょうど私はゼルダブースで列並び中。近藤氏のソロが始まった辺りで自分の番が来てしまい、近藤氏によるマリオ曲の演奏を聴きながらゼルダをプレイするという訳の分からないことになってしまいました。まあ家に帰ってからUSTで見直しましたが(笑)
近藤氏のピアノソロのセットリストは以下の通り。

  1. 地上BGM(NewスーパーマリオブラザーズWiiより)
  2. 星船マリオ(スーパーマリオギャラクシー2より)
  3. アスレチックBGM(スーパーマリオ ヨッシーアイランドより)
  4. アスレチックBGM(スーパーマリオワールドより)

マリオの楽曲の生みの親が自ら弾くピアノ演奏、新旧の作品からまんべんなく選んだチョイスで、私も含めて、皆さん大満足だったのではないでしょうか。

レベルファイブ日野社長登場

http://www.ustream.tv/recorded/11929549
レベルファイブ日野晃博社長が登壇して、3DS用ソフトを紹介。ローンチタイトルの「レイトン教授と奇跡の仮面」を含めて6タイトルが発表されていました。実はレベルファイブの作品はあまりやってないのでよく分からなかったのですが、この場で正式発表された「イナズマイレブン4」が結構注目だったようですね。

nintendogs+cats紹介

http://www.ustream.tv/recorded/11930280
最後はローンチタイトルであり、体験ブースも用意されている「nintendogs+cats」の紹介。プロデューサーの紺野秀樹氏が登場。「まー体験ブースあるから聞かなくていいな」と思っていたら、紺野氏が「今回ハイレベルなプレゼンテーションが多くて不安なので、助っ人を呼んでみようと思います」とか言い出しました。誰が助っ人かと思いきや、出てきたのは任天堂岩田聡社長! オイオイ助っ人ってレベルじゃねーぞ! ものすごい歓声でした。
岩田社長が出てきたことで、最初こそ「nintendogs+cats」の紹介でしたが、途中からニンテンドー3DS自体のアピールタイムへ移行。任天堂のローンチタイトルがこの「nintendogs+cats」だけになった理由が説明されていました。ゲーム人口の拡大を考えて、幅広い人々に遊んで頂けるようにという説明がありましたが、毎回サードパーティ製ソフトの強化が課題となっている任天堂にとって、サードパーティと被らないソフトを選んだ結果だったように思います。事実、サードパーティには発売初期からかなりの本数のソフトを用意してもらっているとの話もありましたし、任天堂は本数を絞ってあえて「一歩引く」姿勢を見せることで、サードパーティの参入を促したと言えるのではないでしょうか。
すれちがい通信についても言及がありました。DSでのすれちがい通信ドラクエIXでかなり広まりましたが、ソフトを起動している必要があったため、ドラクエのようなビッグソフトでないとなかなかすれ違えないということがありました。そこで今回の3DSでは、本体にインストールしておくことで、何本ものソフトを同時にすれちがい通信できるようになったそうです。すれちがい通信用のランプも独立してついていると説明されていましたが、無線の通信ランプとは違うのでしょうかね。ちょっとよく分かりません。

あと、ニンテンドー3DSのバッテリー時間は、DSと比べてかなり短いのですが、すれちがい通信をしているときはどれくらいもつのだろうと気になりました。
他にも、ニンテンドー3DSの、裸眼立体視以外の新しい主要機能をかなり解説してくれており、実質的に岩田社長の基調講演みたいな感じになっているので、結構おすすめの映像です。
ちなみに、岩田社長登場のイベント内容は以下のサイトが詳しいので、参考にして下さい。
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/story.html?q=inside_46784

その他映像

生のイベントの合間には、若手芸人による体験映像が流されていました。これらもUSTREAMの録画配信ですべて見ることができます。