三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 感想

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三銃士の吹替3D版を家族で見てきました。

感想

名作三銃士を、バイオハザードの監督が新たな解釈を入れてアレンジ。ダヴィンチが設計した飛行船という要素が加わって、決闘シーン+空戦シーンという見せ場の増大が図られた様子。古典だから、アレンジは構わないと思うけど、当のフランスの人はどう思うんでしょうかね。娯楽作品としては楽しめました。が、あんまり3Dの効用はないです。2Dで十分な作品。
さて本編ですが、一番の見所は決闘でも空戦でもなくて、ミラ・ジョヴォヴィッチが、あなただけ違う映画出てんじゃないですか?ってくらいのアクションしてたところ。まるでバイオハザード…と言いたい所ですが、動き的には完全にミッション・インポッシブルと言わざるをえないです(笑)美人で動ける女優ってなると人選も限られてくるんでしょうが、 ミラのために用意したとしか思えない役でしたね。

吹替

吹替ということで声優にもふれておきましょう。ダルタニアンは溝端淳平ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるミレディは檀れい。二人とも洋画の吹替は初挑戦で、地味に推しどころだと思うのですが、映画館ではあまり紹介されてる感じはなかったです。ただ、パンフレットのキャラクター紹介では、ほぼこの二人しか紹介されてませんでしたが(笑) 演技的には違和感なく、キャラクターのイメージにも比較的合っていました。
アトス・ポルトス・アラミスの三銃士は、それぞれ東地宏樹、立木冬彦、津田健次郎が担当しており盤石の布陣。バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)は中村悠一。他の吹替も安心して聞けます。
吹替の3Dは、字幕がないぶん比較的見やすかったです。ただ、3DがXPAND方式なので、3Dメガネが相変わらず違和感ありすぎる。メガネっ子にはあのクソ重い3Dメガネはどうにも合わないな。もっと軽いのを開発希望します。