デジタルコンテンツエキスポ2010に行ってきた

http://www.dcexpo.jp/
お台場の日本科学未来館で、10/14〜10/17に開催のデジタルコンテンツエキスポ(DCEXPO)に行ってきました。
最先端のコンテンツ技術の研究成果を披露する場として、いろいろな大学や企業などが出展していました。
備忘録程度に面白かったものを紹介しておきます。

触れるラブプラス

おさわりありのいかがわしい何かではなくて、ラブプラスのキャラクターの3DCGを、「直に触る」ことができるというブース、「RePro3D」。指にベルトのようなものをはめて、3DCGに近づけると、カメラが指の位置を測定して、ベルトに対して伸縮を加える。それが触っているような感覚になるわけです。
言葉では説明しづらいので、ITmediaの記事で補完。雰囲気だけつかんで下さい。
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1010/14/news087.html

ロボットのダンスステージ

この展示会のおそらく目玉、産業技術総合研究所が開発した「HRP-4C未夢」によるダンスステージ。4人のバックダンサーを引き連れて、Every Little Thingの「出逢った頃のように」を歌い、踊ります。歌声も、歌声合成で作成されたもので、人工のもの。来るべき未来を予感させる、ただロボットを人間に近づけるには、まだまだいろいろな技術進歩が必要。これからの研究に期待です。

ARクッキー


普通のクッキーに、画像とにおいを合成することで、別のクッキーとして味わわせるという試み。
クッキーにARマーカーという記号を焼き印でつけておきます。食べる人は、カメラと匂い発生装置がついたヘッドギアを装着します。
食べる人は、画面ごしにクッキーを見ることになるわけですが、ARマーカーは画面上で認識されると、指定したクッキーの絵柄として表示されます。さらに、クッキーの絵柄に合わせて匂いも発生させます。クッキーを近づけたり離したりすると、距離に合わせて匂いも増減。
これで、普通のクッキーが視覚と嗅覚で別のクッキーとして見せられるわけです。なかなか面白い試みです。
ただヘッドギアはかなり重かったです・・・。