「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」感想

http://www.captain-america.jp/
マーベルコミック、いわゆるアメコミの映画化。名前の通り、アメリカの国旗をイメージしたデザインのヒーロー。本当は「はやぶさ」を見ようかなと思っていたのですが、あいにく時間が合わなかった所で、映画好きの人からすすめられたので見てきました。
素質はあるが体格的にダメな主人公が、実験による肉体改造で才能を開花させるストーリー。アメコミによくあるダークな部分ってのがほとんどなくて、非常に見やすかったです。
一応第二次世界大戦中の時代設定なんですが、敵は悪の科学組織みたいな集団で、敵の兵器がやたら高度なのに、レーダーとか計器類だけは白黒だったりして、当時っぽい。言うならば松本零士系ですな(笑)
惜しいのは、下積み時代のエピソードを手厚く描いたせいか、ヒーローとして活躍する中盤が、ダイジェストみたくさらっと流されてしまっていた所。途中で親友が死ぬシーンがあるのですが、そこもめちゃくちゃあっさりしてる。尺の関係だと思いますので、仕方がない所ではあるのでしょうが・・・。
原作知らなくても十分楽しめるキャプテン・アメリカ、なかなかにおすすめです。
なお、ラストに「アヴェンジャーズ」の予告が流れました。マーベル大戦みたいなやつなんですかね。