ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 2回目

テレビで序を見て、無性に見たくなったので、笹島の109シネマズ名古屋で観てきました。
19時台の回だったんですが、その前の14時台、16時台の回も含めて満席でした。この映画館の中でも大きい方のスクリーンだったのに、すごい勢いです。15時前に行ったら、16:55の回が既に満席やったくらいやしね。
今回はストーリーが分かってるので、いろんな細部を中心に見てました。
いや、やはりすごい。序の時はヤシマ作戦というクライマックスに向かって盛り上げていく構成だったが、破は4体の使徒襲来で畳みかける形になっていて、まさに盛りだくさん。この破の前では、あの序が若干物足りなく感じてくるから不思議だ。
今回、破壊の破ということで、旧作とは違うということを暗示するようなシーンがいくつもあった。マリが宇宙からパラシュートで降ってくるのは言うまでもなく、その後壊れたSDATが25・26曲目リピートから27曲目に突入する所、3号機試験前に食べたトウジのアイスが「はずれ」だったところ、とかいろいろいろいろ。
「匂い」「食べる」というのがクローズアップされていたのも特徴か。前者はマリがシンジに向かって「いい匂い、LCLの匂いかな」みたいなことを言ってるし。2号機に乗ったときも「他人の匂いが」どうとか言ってるので、高確率で彼女は匂いフェチだろう(笑)後者については、シンジの料理男子っぷり、レイの食事会、初号機による3号機の食い散らかし、そして第10の使徒の零号機捕食、と枚挙にいとまがない。最後のは旧作と全く逆のパターンで、EOEを彷彿とさせるような第10使徒の姿が印象的だった。
一つ気になったのが、3号機起動実験後にシンジが出て行くのを引き留めようとするミサトの台詞で、「鈴原君やアイハラ君も…」って言ってたのだが、アイハラ君て誰。普通にミスっただけとは考えにくいが…。
あと今回は予告の文字をしっかり見てやろうと目を凝らしたが、私の動体視力では残念ながら全く不可能。かろうじてレイが4人くらいいたのが見えた。DVDを待つほかないようです。もしくはもう一回見に行くか(爆)