三分間スピーチ

うちの部門では、毎週月曜の朝から朝礼を行っているのだが、連絡事項などのあとに、三分間スピーチなるものをやっている。
字のごとく、当番の人が3分程度で仕事のためになるようなスピーチをするのだが、結構みなさん内容を考えていて、全然関係ないエピソードでも、最後には仕事の話にきちんとまとめ上げている。
さて、今週だが、出社するなり「○○、今日おまえ三分間スピーチだから」と言われてしまった。驚いて三分間スピーチの当番予定表を確認したが、確かに私になっている。しくじった。何も用意していない。
もはやどうしようもないので、夏休み中に奈良に行った話をした。もちろん仕事の話になどつながるはずもなく、「法隆寺金堂の須弥壇の修理が終わったら、一度法隆寺に行ってみたい」「東大寺の大仏はでかい」などという結論でとりとめもなく終わった。当たり前のように苦笑ものだったが、まあ直前に言われて用意できるものでもなし、仕方がないと思うことにした。
管理職の人らは、結構このような説話的なことを話さないといけない機会も多いだろうから、日頃からネタを集めているのだろうか。そう考えると、管理職も大変だなあ…。